SEOを意識するあまりユーザーにとって不自然な文章になったり、テキスト量は多いけどユーザーに伝わりにくいページになっていたりしては意味がありません。
クローラーに重視される順番
タイトル
↓
見出し(h○タグ)
↓
本文
SEOを意識したライティングで最も重要なのはタイトル
1.ページのタイトル
タイトルに上位表示したいキーワードを含める
上位表示を狙っているキーワードをページのタイトルに必ず含めるようにしましょう。
なるべく狙っているキーワードはタイトルの前方、さらにタイトル全体も短いほうが、特定のキーワードに対する効果は高くなります。
Yahoo!→全角約35文字
タイトルはSEOにおいて最も重要な要素
Googleのクローラー(Webサイトの情報を収集するロボット)は、「このページは何について書かれているか」を判断する際にタイトルタグを最も重視します。タイトルに検索キーワードを含めるか含めないかで検索順位が大きく変動する場合も多くあります。
ユーザーが3割がディスクリプションを見てサイトを判断する
検索結果画面からクリックするサイトを選ぶ際に約3割のユーザーがディスクリプションを重視します。
現在の検索結果画面で表示されるタイトル文字数の目安は以下です。
Google→全角約28文字
Yahoo!→全角約35文字
以前はGoogleも最大で32文字ほど表示されていたのですが、2014年3月の検索結果画面の変更で更に表示文字数が減りました。
Googleの方が文字数が少ないので、そちらに合わせたほうが無難でしょう。
ディスクリプションの表示文字数の目安は全角120文字です。
①上位表示したいキーワードを含めること
②クリックしたくなる訴求力の高い文言にすること
2.見出し(h○タグ)
h○タグは正しい構造記述する。
hタグは文章の構造をクローラーに伝えるのに役立ちます。一般的にh1=大見出し、h2=中見出し、h3=小見出し、という構造になっているので、その順番を守って規則的に使ってください。
h○タグ内にも狙っているキーワードを入れるのが効果的
はページの中でも重要視されている部分なので、出来る限り上位表示を狙っているキーワードや関連性の高いキーワードを入れておくことが好ましいです。
3.本文
記事コンテンツの場合、最初のリード文と最後の段落にはキーワードを含めたほうがいいです。ページ全体の関連性が高まり、クローラーがコンテンツを理解する手助けになります。
クローラーはテキストを意味では理解していないので、「ここが見出しですよ」「ここは箇条書きですよ」と伝えるためにマークアップする必要。
「これ」「あれ」「それら」などの代名詞が何を指すのか、検索エンジンは解釈することはできません。
代名詞よりも普通名詞、固有名詞にした方が親切
同じ物事の言い換え表現をテキストに散りばめておくことで、ロングテールキーワードで上位表示されやすくなります。
4.画像
ローラーの画像認識力は高まってはいますが、まだ完璧とは言えません。クローラーが理解するための手助けが必要です。
alt属性に画像を説明する文言を入れる
alt(オルト)属性とは、
HTMLのimgタグの中に記述される要素のひとつ。画像が表示できない場合に代わりに表示されるテキスト情報。
alt属性にテキスト情報を記述することで、クローラーに画像の内容を理解してもらいやすくなります。また、ごくわずかですが、altにキーワードを含めることで上位表示に対して良い影響を与えることも考えられます。