CMSって何

コンテンツ管理システム(content management system, )

CMSは2005年位から広がりはじめ日本では当初Movable Typeを利用したWEBサイトが多かったのですが、2009年頃にはWordPressにシェアを抜かれました。現在は、その全てを選択肢にするには難しいほど沢山のCMSツールが存在します。高価なCMSであれば数百万するものから、フリーで配布されているものまで価格・種類ともに様々なものがあります。

ウェブページを作成し、運用するには、HTMLファイルや、それを保存するディレクトリ構造などについての知識が必要だった。コンテンツ管理システムでは、技術的な知識がなくても、テキストや、画像等の「コンテンツ」を用意できれば、ウェブによる情報発信をおこなえるように工夫されている。また、テンプレートの選択により全体のデザインを容易に変更することができるなど、省力化にも役立つ。多くのインターネットサービスプロバイダでは顧客サービスの一部に、コンテンツ管理システムを活用した「簡単ホームページ作成」といったメニューが用意されており、自社で独自のコンテンツ管理システムを開発しているウェブ制作会社も少なくありません。

日本で普及しているCMSはWebコンテンツ管理システムのことで、スケジュール、Webコンテンツを管理することで、Webサイトやイントラネットを構築して利用します。一般的に語られている用語としての「CMS」は、「WCM」を指すことが多いです。

Webサイトの制作を外部(専門業者)に委託する場合

いわゆる「外注」には、2つの運用形態があります。

Webサイトの運用自体を丸ごと外部委託している場合

自社では、定期的な運用報告や改善提案を受けて指示をしたり、ニュースリリースなどを掲載する際は、元ネタだけ外部業者に提供してWebサイトを更新してもらう場合。自社としてCMSが必要かどうかではなく、外部業者が使っているCMSに相乗りすることになります。このケースで注意すべきは、新規コンテンツの公開、既存ページの更新のいずれにおいても、自社がレビューし承認する必要があるため外部業者が制作したものを適宜レビューできるプレビュー機能や、公開前の承認作業をスムーズに進めるために、コンテンツを管理するだけでなく、運用管理に必要な機能が揃ったCMSを選んでもらわなくては不自由を余儀なくされますもで注意が必要です。

外注の2つ目のケースとして、外部業者が制作したページの納品を受けて、自社メンバーがWebサイトに登録・更新するケースです。FTPなどを用いてファイルをWebサーバーに配置している運用がこれにあたります。この場合は、コンテンツの管理ではなく、納品物(つまりファイル)の管理ですので、一般的にはCMSが不要です。

ファイル管理ツールの利用により、コスト削減が可能では? よく、考えてみてください。

小規模なWebサイト(ページ数が数十ページ程度)はCMSは逆効果

数ページから数十ページ程度のボリュームのものはファイルベースで対応した方が楽。

ほとんど更新しないWebサイト

Webサイトを公開してから、コンテンツの追加/更新といったアップデートがほとんど発生しない場合、CMSは不要です。
一つのコンテンツが複数のページで表示される「ワンソース・マルチユース」の実装がされている場合は手作業での運用では、そのWebサイトの構築に携わった人しか対応できなくなるリスクがありますのでCMSの必要性がありますが、CMS化では、たいていのCMSはテンプレート(またはテーマ)という方法でWebサイト全体のデザインを統一しますので、各ページのデザインもおのずから成約を受けます。

CMS導入で効果が出るWebサイトって何

ページ数が多いWebサイト(ページ数が数千ページ以上)

Webサイトのページ数が増えると運用中にいろんな問題が起きます。更新漏れやリンク切れの対応に追われたり、運用担当者の目が隅々まで行きとどかなくなるためセキュリティ面の不安も生じます。
Webサイトへの攻撃や、脆弱性の話題は増えていますので、セキュリティ面の対処は、もはや担当者レベルの対応では難しいでしょう。また、Webサイトの訪問者が使うデバイスの多様化が進み、スマートフォンを含めたマルチデバイスを意識したWebサイト制作が不可欠になりました。ページ数が多くなり、規模が大きくなったことで生じる問題を、CMSでどの程度補えるのか、どのくらい簡単に運用でき、その費用対効果はを検討してみてください。

更新頻度が高いWebサイトはCMSの効果はあります

ニュースリリースやIR情報、製品情報などを日々更新するWebサイトにはCMS導入が不可欠です。
いつでも、誰もが簡単にコンテンツを登録・更新できて、その内容をスピーディに承認して公開できるCMSは、更新頻度が高いWebサイトにはとても大きな導入メリットがあります。
定期的に更新が発生しているサイトや、「本当は毎日更新したい!」というWebサイトにおいては、是非CMS導入を検討してみてください。その際には、自社の運用スタイルに合ったCMS選定が重要です。CMSは運用担当者が使いこなすツールです。分かり難いツールを選んで運用負荷が高くなるのは本末転倒です。

社内の誰もがWebサイト運用に参加できなければ

コスト削減や人員の都合により、専任のWebサイト制作者を置けないという企業は、広報部や総務部の担当者がWebサイトの運用を兼務したりします。
また、Webマスターなどの専任担当者がいる企業では、その人がコンテンツの企画から制作・公開までを取り纏めているなど企業の現場はWebサイト運営からは遠い場所にいることが多いです。
例えば営業部門の現場、生産部門の現場をコンテンツの立案者に仕立て上げてみませんか。本当に情報発信したいと思っているのは、実は現場部門のはずです。CMSを上手に活用することで、HTMLを始めとしたWebの前提スキルを一切不要としたコンテンツ制作、そしてインターネットへの公開が可能になります。現場部門を巻き込んだWebサイト運用が実現可能です。

CMSは、ただ単に導入すればメリットがあるものではありません。対象のWebサイトの状態や、今後どのように運用していきたいかというビジョンを明確にし、導入を検討すべきツールです。特に大事なのは、「CMS」というカテゴリーの製品・サービスは世の中に数えきれないほどありますが、どれも一長一短あり、自社の運用スタイルとビジョンに合ったものを選ぶことが必要です。

訪販系のWEBサービス業者には注意してください。

では、具体的に代表格のCMSを比較してみましょう。

 

WordPress

 

WordPress は2003年にオープンソースのブログ作成システムとして公開されて、世界中の有志により常にバージョンアップされているCMSです。現在では、世界で一番使われている定番中の定番CMSツールです。WordPressでは、コアの上に独自の機能をカスタマイズしてビルドすることができますが、それらの機能はDrupalほど統一されていません。そのため、Drupalのように異なるアドオンが提供する機能同士を組み合わせて、開発を行うことは、特別な開発を行わない限り困難です。パンフレットサイトやブログのような単純なプロジェクトに、WordPressは非常に良く利用されています。WordPressはこの分野においては、優れたツールであるという事に疑いようはありません。
  • ある程度自由度のあるオリジナルのデザインにしたい
  • デザインを簡単に変更したい
  • 開発会社(パートナー)をより多くの会社から選びたい
  • 機能を拡張したい
  • スマートフォンにも対応

 

 

一般的に、DrupalはWordPressに比べ、柔軟性が必要とされる複雑なプロジェクトを扱うのに優れています。

Drupalは様々な機能やコンテンツタイプを統一されたデータとして扱う、より抽象化されたアーキテクチャーを持つからです。これにより、各要素をほぼ無限に用途にカスタマイズ、結合、統合する事ができます。

比較的柔軟なカスタマイズが可能ですが、初期段階ではかなりシンプルな構造になっているので構築の為の専門的な知識が必要です。

優れた特徴として、ユーザー権限を細かく設定できるので、会員サイトなどに向いているところと、多言語化対応に優れている面があげられます。

  • 自由度の高いオリジナルのデザインにしたい
  • 機能を拡張したい
  • ユーザーごとに細かく権限を設定したい
  • 大規模のサイトを作りたい

WordPressと比較した場合、Drupalはその柔軟性と複雑さのため、インストールしてサイトを立ち上げるまでに時間がかかります。 一方、WordPressは非常に早くサイトを立ち上げる事ができます。特に、すでに必要な機能がすでに含まれているテーマを利用する場合にはカスタマイズは一切必要ありません。

WordPressの簡単さは、WordPressの持つ機能があなたのニーズと完全に一致しているという状況下に限って言えば利点と言えます。カスタムのJavaScriptを追加するなど、フロントエンド開発においてデザインを作成するという面に関しては全く問題はないでしょう。追加のバックエンド機能を実装する事も可能です。しかし、先に述べたようにこれは完全に真実とは言い切れません。アプリケーションの拡張に伴い、開発者はWordPressのコアシステムから離れたカスタマイズを行うことなります。そうなると、管理がますます困難になる危険があります。

CMSとによる開発をする上で結局はプログラミングが必要になります。さまざまなプログラミング言語でソースコードを書いて、プロジェクトの構造と機能を定義します。

一般的にソフトウェア開発者と同様にWeb開発者はコードを構造化し、コラボレーションを可能にし、長期間にわたり、継続的に変化するプロジェクトを扱うための優れたツールを持っています。たとえば、Gitのようなバージョン管理システムでは、チームはファイルのバージョン間の違いを比較し、同じファイルを同時に独立して編集し、異なる環境(開発環境、テスト環境、本番環境)に変更をプッシュできます。

サーバー保守メンテナンス性の比較

DrupalとWordPressは一般的なLAMPスタック上で稼働します。一般的に、Drupalはより多くのサーバーリソースを必要としますが、実際にどの程度必要なのかは、Webサイトに依存します。Drupalを稼働させることができる、手ごろな価格のホスティング会社を見つけることは簡単です。

コンテンツ制作カテゴリの最新記事